鮎の一生

春、桜の花が散る頃の季節になると稚魚達は
上流を目指して遡上します。
幼魚のうちはプランクトンや昆虫類などを捕食してますが
次第に石についた苔などを主として摂り成長して行きます。
やがて秋風が吹き9月半ばも過ぎると産卵の為
下流へと下って行きます。
そして流れのある瀬の小石に卵を産みつけ、役目を終えた
鮎たちは雄雌とも一生を終えます。
それ故に年魚、あるいは１年魚とも呼ばれています。
この鮎は今日友人から頂いた物で、手前が雌で他二匹が雄です。
見分け方はしっぽに向って長いのが雄で短いのが雌です。