大リーガー

今年のMLBはヤンキースの優勝で幕を閉じたが
優勝を決める大事な試合で松井選手の活躍が光りましたね。
しかも最優秀選手に選出されるなど本当にすばらしいことです。
10年位前までは海の向こうで日本選手が活躍するなど夢みたいな話でした。
それが体力も技術も優る外人選手に混じってプレーし結果を出す
という事は精神的にも肉体的にもすごいことだと改めて感動してます。
個人的な感想ですが、ジラルディ監督の采配も見事だったと思います。
松井選手に対してははひざの状態が心配されシーズンを通して毎試合
出場せずに大事に起用されていたと思います。
クライマックスシリーズに入ってからも代打が何試合かありました。
地元松井ファンの人達もなぜ調子の良いのに毎試合出場させないのか
不満も沢山あった、しかし代打で出ても彼は我慢し結果を出した。
そして最後の試合でスターティングメンバーに入り5番に座った。
結果は4打数3安打6打点(2ランホームラン､ｼﾝｸﾞﾙﾋｯﾄ､ﾂｰﾍﾞｰｽ)の大活躍だ。
ポストシーズンに入ってからは松井選手にとっては自分は今乗っている状態もいい。
恐らく代打でなく毎試合出たくてウズウズしていたと思う。
さんざん待たされて待たされてじらされて最後に監督がゴ-サインを出した。
結果見事にジラルディ監督の采配が当たった、勿論それに答えた松井選手も見事だった。
余談になるが競走馬のレースで「後方で待機していた馬が
4コーナーを回って騎手のムチ一発で鮮やかにゴールする」シーンと重なってしまう。
松井選手を馬に例えた訳ではないが、選手の個性や能力を熟知した監督の勝利でもあると思う。
ヒーローになった選手ばかりがつい注目が集まりがちだが、視点を変えて見ると
より一層野球の面白さが広がるのではないかと思います。
おめでとう松井選手　あめでとうヤンキース。